義経ゆかりの地、木辻。

源義経といえば、生後間もなくから過酷な運命に翻弄され、父の仇討倒平家に立ち上がり、数々の超人的な戦でその名を全国に轟かせますが、兄頼朝との確執でついには追われる身となり、奥州の露と消えた英雄です。

義経はここ「木辻」から欧州藤原氏のもとへ「金売り吉次」とともに旅立ったといわれています。金売り吉次は砂金商いを一番メインの生業としていた為そう呼ばれていたのでしょう。「吉次」のいた場所だから訛って「木辻」となったと思われる方もいるでしょうが、現実は逆です。

木辻という地名は平安京創建時の区画整理で作られた右京の大路「木辻大路」に由来し、木辻家という公卿の領地だったようです。そこに吉次が商売を求め、屋敷を構えたのです。

木辻商店会周辺には、牛若丸首途の井(うしわかまるかどでのい)があります。この地に金売り吉次の別宅があったとされ、旅立つ際に井戸の水を汲んで別れを惜しんだと言い伝えられています。

義経と金売り吉次の歩いた「木辻」をあなたも歩いてみませんか。